新製品情報

RICOHが高級コンデジ「GR Ⅲ(GR3)」の開発を発表 | 帰ってきたスナップシューター

こんにちは、たけしです。

RICOHが新型の高級コンデジ「GR Ⅲ」の開発発表をしました。

フィルム時代のGR1s 、デジタルのGRを使用していた私にとっては嬉しいニュースです。「待っていました」という方も非常に多いのではないでしょうか。

というのも、GRの新型の噂が長らく出てこなかったからです。

GRシリーズのファンの方ならご存知の通り、デジタルカメラとしてのGRは2年に1度の周期で新製品が発売されてきました。

  • 2005年 GR DIGITAL
  • 2007年 GR DIGITAL Ⅱ
  • 2009年 GR DIGITAL Ⅲ
  • 2011年 GR DIGITAL Ⅳ
  • 2013年 GR
  • 2015年 GRⅡ

「発売周期的には2017年に出るはずなのにな〜」という意見がネット上でも散見されていました。

そんな中、いつもの周期より1年遅れて、2018年9月のフォトキナで開発発表がされました。発売日は2019年春とのことです。奇数年に発売するのは相変わらずですね。

GR Ⅲ(GR3)のスペック

前置きはこれくらいにして、GR Ⅲの気になるスペックを。

詳しいスペックは公式サイトを確認するのが一番だと思うので、GRを使用していた立場としての大きなトピックを紹介していきたいと思います。

参考 ⇛ RICOH公式サイト「GR Ⅲ」

画素数がアップし有効画素数が2,424万画素に

1,620万画素であったGR、GR Ⅱよりも画素数がアップし、2,424万画素になりました。

約2,400万画素というと、今現在のAPS-C機のトレンド(技術限界?)の数値です。より現代的な解像感がある描写になっているのではと思います。

手ぶれ補正を搭載

PENTAXの手ぶれ補正技術「SR(Shake Reduction)」が、とうとうGRに搭載されました。

SRはイメージセンサーを磁力の力で高速移動させ、手ブレを打ち消すという技術です。

PENTAXの一眼レフカメラには標準搭載されている技術ですが、今回RICOHブランドのカメラにも搭載されました。(2011年にRICOHはPENTAXブランドを買収しています。)

APS-Cサイズのセンサーを搭載したコンデジが手ブレ補正を搭載しているのは珍しいので、これは大きな強みになるのではないかと思います。

ローパスセレクターを搭載

 

デジカメには、モアレや擬色を防ぐためにローパスフィルターという機構が存在します。

しかし、ローパスフィルターによって解像感が落ちてしまうという弱点があるため、最近はローパスフィルターを取っ払ったローパスレスのカメラがトレンドです。

PENTAXには前述したShake Reduction技術を使用して、ローパスレスのカメラでありながらローパスフィルターの効果をかけるかかけないかを選択出来る技術を有しています。

今回はその技術がGRにも移植されました。

人によっては全く使用せず、ローパスレスのままかと思いますが、出来ることが増えるのはいいことなのではと思います。

ダストリムーブ機能搭載でセンサーごみ問題を解決か

GRに対するネガティブな意見として最も多いのが「センサーゴミ」ではないでしょうか。

カメラの構造ゆえなのかセンサーにゴミが混入しやすく、撮った写真に黒点が写ってしまうという問題です。

Googleで「GR センサー」と調べると真っ先に「ゴミ」と出てくるくらい悩まされるユーザーが多かった印象です。

これもPENTAXが有する技術「DR Ⅱ(Dust Removal Ⅱ)」が移植されたことにより、解決されそうです。

フォーカスタイプがハイブリッド方式に

従来までのGRはコントラストAFのみでしたが、GR Ⅲでは位相差AFとコントラストAFを組み合わせたハイブリッド方式に変更されています。

AF速度に難があるコントラストAFが、AF速度とAF精度を兼ね備えたハイブリッドAFに変わることにより、AF速度の向上が見込まれます。

暗所でAFが合い辛かったGRのフォーカス性能が大幅に進化しているかも知れません。

最短撮影距離が短すぎ!大幅改善!

GRⅢでは標準時の最短撮影距離が30cmから10cmに短縮し、マクロモードの最短撮影距離が10cmから6cmに短縮しました。(※レンズ先端からの計測です)

つまり、GR Ⅱまでマクロモードで撮っていた距離のモノが標準モードのまま撮れます。これは激アツです。

テーブルの上のモノとか撮り放題です。

USB-Cケーブルに対応

最新のトレンドに合わせてUSB-C端子が搭載されました。

バッテリーの充電、カメラへの給電、データ転送が行なえるようです。

最近USB-C環境を構築中なのでこれは本当に嬉しい限りです。

タッチパネル液晶を搭載

GRもとうとうタッチパネルを搭載しました。これは触ってみないとなんとも言えないため、紹介程度に留めておきます。

弱点を克服した究極のスナップシューターへ

評判の良いGRの数少ない弱点であった「AFの遅さ」「センサーゴミ問題」を克服しただけでなく、ボディ内手ブレ補正を内蔵するという進化っぷりです。

PENTAXで培われた技術が惜しみなく搭載された、これ以上ない正当進化だと思います。

しかも、ボディの横の長さが約8mm縮まって、より小型になっています。(その代償なのか内蔵のストロボがなくなっていますが。)

まとめとしてGRの5つのポリシーを。

  1. カタログスペックだけの数字競争はしない
  2. 流行の機能というだけで搭載しない
  3. 目立たせるためのデザインはしない
  4. 安易なモデルチェンジはしない
  5. いつも挑戦する姿勢を失わない

大好きです、GR。

GR Ⅲ(GR3)の価格と発売日

冒頭でも書きましたが発売日は2019年春とのことです。

価格は現時点では未定ですが、価格.comでの初値を参考に見ますと、GRが88,000円、GRⅡが89,000円ほどでした。

個人的には、GR Ⅲの内容を見る限り価格据え置きはなさそうかなと思います。

胸ポケットやジーンズのポケットに入る最強スナップマシンの誕生を楽しみに待ちたいと思います。

フィルムのGRで撮った写真を挙げています

デジタルではなくフィルムのGRで撮った写真を挙げています。

まったくGR Ⅲの参考にはなりませんが、首を長く伸ばして2019年の春を待ちましょう。

https://www.takesanpo.com/entry/2018/02/28/ricoh-gr1s-review