こんにちは!たけしです!
そろそろ正式発表されると話題のFUJIFILM X-H1の詳細なスペックがリークされました。
それについての詳細な記事はまた別で書きますが、今回はX-H1が発売された後にFUJIFILM Xマウントがどのように再編されるのかという内容です。
現在はダブルフラッグシップ体制
2018年2月現在、FUJIFILM Xマウントのカメラは次の4つのシリーズに分かれます。
- X-Proシリーズ
- X-Tシリーズ
- X-Eシリーズ
- X-Aシリーズ
覚え方はProTEA、プロティーです。
その中でもX-Pro2とX-T2がフラッグシップ機として存在しています。
他社のように『フラッグシップ機は一台』と決めるのではなく、スタイル別に分かれて存在しています。
この2機種は「スタイルに合わせてお好きな方をどうぞ」という形で提供されていますが、誤解を恐れずにスペックのみで判断すれば、『X-T2 >= X-Pro2』という図式が成り立つと思います。
X-Pro2には4K動画がありませんでしたし(後日提供)、見た目の問題から固定型液晶、バッテリーグリップも提供されていません。
今後もダブルフラッグシップ体制が続くのか?
そんな中X-H1のスペック詳細がリークされました。
センサーの世代は『X-Pro2』『X-T2』と同様ながらも、タッチ液晶に対応し、ボディ内手ぶれ補正を搭載し、グリップもより握りやすくなっています。
内容は完全にX-T2の上位互換とも言えるスペックです。
しかし、X-T2も黙ってはいません。
今年発表されると噂されているX-T2の次世代機『X-T3』では、ボディ内手ぶれ補正は搭載しないけれども、新型センサーを搭載し高画素化される、という見通しのようです。
あくまで想像ですが、
- ボディ内手ぶれ補正を内蔵したムービー向けの『X-H1』
- 高画素化し風景写真などが得意なスチル向けの『X-T3』
というラインナップになるのではないかと思っています。というか、それなら腑に落ちます。
あれ、X-Pro2は?
X-Proシリーズの危うい立ち位置
X-Proシリーズは、懐古主義的なデザインから、スペックアップに関して多くの制約を抱えているのではないかと思います。
例えば、大型化すると「X-Proシリーズっぽくない」と言われ、チルト液晶を搭載すると「X-Proシリーズっぽくない」と言われ、専用バッテリーグリップが発売されたら「X-Proシリーズっぽくない」と言われるわけです。
『X-Proシリーズっぽさ』を求めれば求めるほど、コンセプトを守れば守るほど、次世代機が出しにくい状況になっているのではないかと思います。
このままでは、Nikon Dfのようなポジションのカメラになってしまうのではないかと思わなくもないです。
X-Proシリーズに『Pro』の名前を付けたのであれば、X-Proシリーズには最後までフラッグシップ機で居てほしいですね。
FUJIFILMさん、X-Proシリーズが大好きなので、是非見事な差別化を期待してます・・・。
個人的には、大きくなるX-TシリーズやX-Hシリーズとは対象的に、『より小型にする』というのが差別化に繋がるかなと思っています。
トリプルフラッグシップ・・・?
ややこしくなりましたが、上記をまとめた私の予想が次の通りです。
ランク | ムービー向き | スチル向き | 小型ボディ |
---|---|---|---|
フラッグシップ | X-Hシリーズ | X-T1桁シリーズ | X-Proシリーズ |
中級機 | – | X-T2桁シリーズ | X-Eシリーズ |
これにエントリー向けとしてX-Aシリーズが続くようなイメージです。
当たってなかったら「たけさんぽダセぇ」と笑ってやってください・・・
おわり!