新しいLightroom CCが誕生!従来のLightroomとどう違うのかをまとめてみました!




こんにちは!たけしです!

Adobeが開催する基調講演『Adobe MAX 2017』にて写真愛好家御用達のLightroomがアップデートされました!

先に結論を書くと、

  • 従来のLightroom6及びLightroom CCは『Lightroom Classic CC』という名称に
  • Lightroom Classic CCは従来のLightroomに比べマスク機能が進化し、処理速度が高速に
  • 新たに完全クラウドベースの『Lightroom CC』を発表(従来のLightroom CCとは異なります)
  • パッケージ版のLightroom6は2017年末でサポートを終了し、今後はサブスクリプション形式(月額課金)のみで提供
  • それに伴う料金プランが追加

です。

Lightroomユーザーにとってはかなり大きな変更といえそうです。

この記事では、Lightroom Classic CCに追加された機能には触れず、今回の発表に伴ってLightroom CCとは何なのかというところに重点を置いて書きたいと思います。

『Lightroom Classic CC』と『Lightroom CC』はどう違うのか

まずは両者の違いから

  • 従来のLightroomの正常後継は『Lightroom Classic CC』
  • 新たに登場したのが『Lightroom CC』

性能の違いは以下の通り

Lightroom Classic CC Lightroom CC
オリジナルデータの場所 PC内や外付けHDD内などのローカル クラウド
バックアップ 手動 フルオート
編集ツール 今までのLightroom通り多機能 直感的(やや簡易的)
写真の検索方法 メタデータ、キーワード 従来機能 + Adobe Sensei(画像認識AI)

以上の通り。

全ての写真をクラウドにあげ、クラウド上で編集を行い、必要な時にローカルにダウンロードして使うというのが新しいLightroom CCの基本コンセプトのようです。

確かに従来のLightroomのクラウド周りは扱い辛く、直感的に理解しにくいところがありました。
今回のLightroom CCの写真管理方法・編集方法は、今の時代を考えると、「そりゃこうなっていくよね」という納得の内容でした。

では、『新しいLightroom CC』が『Lightroom Classic CC』に置き換わる存在かと言うと全くそんなことはありません

特に、プロカメラマンやゴリゴリのRAW現像を行うようなランドスケープ系のカメラマンにとっては、使い物にならないんじゃないかと思うくらい機能が限定的です。

以下がLightroom CC(v1.0)で行えない機能です。

中でも「キツイな」と思ったのが、外部のプラグインが使えないということです。

『VSCO FILM』や『Nik Collection』などが使えません。

保井崇志さんの写真が好きで、Portraのプリセットを充て、Fadeをかけてるようなストリートフォトグラファーが全員死にます。

『Lightroom Classic CC』は今後どうなるのか

新しい『Lightroom CC』の簡易的な機能をみるに、間違いなく『Lightroom Classic CC』は今後も使われ続けます。

しかし、Adobeはメインストリームを『Lightroom CC』に譲ったかのようなネーミングにしました。

これらを踏まえると、数年間かけて機能を移植し、『Lightroom Classic CC』と『Lightroom CC』が完全に同等の機能となった時点で『Lightroom CC』のみにする計画なのでは?と予想しています。

『Lightroom CC』のメリットとデメリットを考える

メリット

  1. データ管理が楽
  2. スッキリとしたインターフェース
  3. どんなデバイスからもデータにアクセス、編集処理が行える

煩雑な写真管理から開放される点が良いなぁと思いました。

このメリットはその人その人の写真管理方法に依存するのですが、特にモバイルデバイスを複数持っている人には恩恵が大きいのではないかなと思います。

私は写真を撮ったあと出先でiPad Proに写真を読み込ませ、そのままLightroom Mobileでちょっと現像することがあります。

で、結局帰宅後にオリジナルデータをフォトグラファー御用達のLacieのHDDに保存するのですが、それをやってしまうとiPad ProとHDDの中にオリジナルデータが重複してしまうんですよね。

気にならない人は気にならないかなと思うのですが、データが一元化出来ていない二重管理の状態がすごく嫌いなので出来れば避けたいです。(家に帰るまで我慢すればよいのですが、、、)

新しいLightroom CCではオリジナルデータの入力元がiPadだろうがMacだろうが、同じクラウド上に保存されるのでデータ管理が非常にスッキリしますね。

あと、インターフェースがスッキリとしたのもかなり好印象です。
Adobe製品のインターフェースは『THE 専門ソフト』という印象が強かったのですが、ようやくモバイルファースト時代らしいインターフェースになったかなという印象です。

また、Lightroom CCはどんなデバイスでも扱うことが出来ます。
試してみたのですが、Web(Chrome)からもアクセス・編集が出来ました。

となると、もしかして、ChromebookでもLightroomが使えるのでは・・・?

追記: Chromebookはまだダメみたいです

デメリット

  1. アップロード、ローカルへの書き出し(ダウンロード)にネットワーク接続が必須(通信制限の問題)
  2. クラウドに保存しているデータが増えるほど維持費がかかる
  3. すべての機能が使えるようになるまで時間がかかりそう

でしょうか・・・

特に1番の通信の問題かなと思います。

一度クラウドにアップロードした後は、各デバイスにキャッシュされたデータ用いて画像編集を行い、ネットワークに接続された時点で編集内容をクラウドに反映させる、という仕組みのようです。

なのでオフラインでも編集自体は問題なくできそうですが、その結果を反映させたオリジナルデータをローカルに書き出すためにはネットワークはやはり必須のようです。

また、維持費の問題もつきまといます。

Adobeのサーバーを間借りする訳ですから、データ量が増えるほど月額料金があがります。
とりあえずは1TBのプランがあるのですが、その容量じゃ足りない方は、追加の料金が必要です。

料金プランは以下の通り

Lightroom CCプラン フォトプラン フォトプラン(1TBストレージ付き)
使用できるソフト Lightroom CC Lightroom CC
Lightroom Classic CC
Photoshop CC
Lightroom CC
Lightroom Classic CC
Photoshop CC
クラウドストレージ容量 1TB 20GB 1TB
料金(税別) 980円 980円 1,980円

うーん、悩ましい料金プラン(笑)

ちなみにですが、現在フォトプランを契約している方は、1,480円で1TBストレージ付きのフォトプランを契約できるようです。

『Lightroom CC』はどんな人に向いているか

Lightroom CCに向いている人は、

  1. 元々Lightroomで簡易的な編集のみしていた人
  2. 全てのデータをクラウドで一元管理したい人

でしょうか。

今までLightroomを契約していなかった人に新規契約させるほどの訴求力はないかなと思います。

おわりに

上手くまとまっていたでしょうか・・・?

ちなみに私の予定では、1TBストレージ付きのフォトプランを契約し、写真は全てクラウドに置くことまでは決定。出先ではLightroom CC、自宅ではLightroom Classic CCで編集を行うという二刀流スタイルを実施出来ないか模索してみようと思います。

おわり!